materials/alumina

高硬度・耐摩耗性に優れ、電気絶縁性も持つ。
最も広く使用されるファインセラミックス素材

アルミナ(酸化アルミニウムAl₂O₃)は、セラミック素材の中で最も広く使用されているファインセラミックスです。
高い硬度と耐摩耗性、優れた電気絶縁性を持ち、治具部品や検査装置部品、絶縁部品など、幅広い用途で使用されています。
比較的低コストで、精密加工にも対応可能です。

素材の詳細

化学式Al₂O₃(酸化アルミニウム)
白色
密度3.9〜4.0 g/cm³
硬度HV1500〜2000(ビッカース硬度)
融点約2050℃
焼成温度約1600℃
熱伝導率20〜30 W/(m·K)
電気絶縁性優れる(絶縁耐力 10〜20kV/mm)
耐熱性1500℃
熱膨張係数約8×10⁻⁶/K

一般的なアルミナの物性値です。実際の数値は素材の純度や種類により異なります。

FEATURE

POINT 01

高硬度

ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つセラミックで、ビッカース硬度HV1500〜2000と金属の数倍の硬度を誇り、摩耗やキズがつきにくく長期間使用できます。

POINT 02

優れた耐摩耗性

高硬度により優れた耐摩耗性を発揮し、金属やプラスチックに比べて摩耗しにくく長期間使用できるため、長寿命でメンテナンスコストを削減しつつ精度を維持できます。

POINT 03

電気絶縁性が高い

電気を通さない優れた絶縁性を持ち、絶縁耐力も10〜20kV/mmと高いため電気的な絶縁が必要な部品に適しており、電気を通さず高電圧環境でも使用でき静電気の影響を受けにくいことから、長期にわたり安定した性能を発揮します。

POINT 04

耐熱性1600℃

1600℃までの高温環境でも使用でき、金属のように酸化や軟化を起こさず、熱による劣化も少ないため、高耐熱性に優れています。

POINT 05

化学的安定性

化学的に安定しており、多くの酸やアルカリに対して耐酸性があるため、腐食しにくく薬品環境でも使用可能です。

POINT 06

汎用性がある

アルミナは、ファインセラミックスの中で最も広く使用されている素材です。 高性能でありながら比較的低コストで、幅広い用途に対応できる汎用性の高さが特徴です。

SOLUTION

アルミナの優れた特性は、さまざまな産業分野の課題を解決します。「摩耗して精度が出ない」「高温で使えない」「絶縁性が必要」など、金属やプラスチックでは対応できない課題に、アルミナが最適な解決策を提供します。

課題1 治具が摩耗して精度が維持できない

実績のある業種

精密機械メーカー・金型メーカー・製造装置メーカー

対応実績のある部品

精密治具 ・位置決め治具 ・摺動ガイド ・プレス治具など

よくある課題

金属製の治具を使用していると、摺動部分が摩耗して精度が低下。 頻繁に交換が必要で、メンテナンスコストがかかる。 精度不良による不良品の発生も悩みの種。

解決

高硬度(HV1500〜2000)と優れた耐摩耗性により、 摺動部分でも長期間精度を維持できます。 交換頻度が大幅に減少し、メンテナンスコストを削減。

課題2 高温環境で部品が劣化・変形してしまう

実績のある業種

炉メーカー ・加熱装置メーカー・半導体製造装置メーカー

対応実績のある部品

炉内部品 ・加熱装置部品 ・高温治具 ・るつぼ ・ヒーター部品

よくある課題

金属製の治具を使用していると、摺動部分が摩耗して精度が低下。 頻繁に交換が必要で、メンテナンスコストがかかる。 精度不良による不良品の発生も悩みの種。

解決

高硬度(HV1500〜2000)と優れた耐摩耗性により、 摺動部分でも長期間精度を維持できます。 交換頻度が大幅に減少し、メンテナンスコストを削減。

課題3 電気絶縁性が必要だが、金属では対応できない

実績のある業種

電子機器メーカー ・半導体製造装置メーカー ・電子部品メーカー

対応実績のある部品

セラミック基板 ・コンデンサ ・絶縁スペーサー ・電子機器ケース ・半導体製造装置の絶縁部品

よくある課題

高電圧環境や電気絶縁が必要な箇所で、金属部品は使用不可。 プラスチックでは耐熱性や強度が不足。 絶縁性と強度・耐熱性を両立した材料が必要。

解決

優れた電気絶縁性(絶縁耐力10〜20kV/mm)を持ちながら、 高い強度と耐熱性を実現。 高電圧環境でも安全に使用できます。

課題4 半導体製造で高純度・低パーティクルが求められる

実績のある業種

半導体製造装置メーカー ・半導体メーカー ・クリーンルーム設備メーカー

対応実績のある部品

ウェハーステージ ・真空チャンバー部品 ・プラズマ耐性部品 ・搬送治具 ・静電チャック部品

よくある課題

半導体製造では、パーティクル(微粒子)の発生が歩留まりに直結。 金属部品からの金属汚染も問題。 プラズマ環境でも使用できる材料が必要。

解決

高純度アルミナは、パーティクル発生が少なく、金属汚染もなし。 耐プラズマ性に優れ、真空環境でも使用可能。 半導体製造装置の部品として最適です。

課題5 検査装置の基準ゲージが摩耗して測定精度が低下

実績のある業種

検査装置メーカー ・測定機器メーカー ・品質管理部門

対応実績のある部品

測定治具 ・検査治具 ・基準ゲージ ・位置決めピン ・マスターゲージ

よくある課題

金属製の基準ゲージや測定治具が摩耗し、測定精度が低下。 温度変化による寸法変化も測定誤差の原因。 頻繁な校正や交換が必要で、コストがかかる。

解決

優れた耐摩耗性により、長期間精度を維持。 熱膨張係数が小さいため、温度変化による寸法変化も最小 限。 校正頻度を減らし、測定精度を向上。

WORKS

精密機械メーカー、電子機器メーカー、製造装置メーカーなど、
多くの企業様にご利用いただいています。

現在表示をする情報はございません。